歯周病の抜歯について
1月も後半になり沖縄でも気温が低い時期になりました。
寒暖が差が激しく体調管理には十分気を付けましょう。
歯周病の抜歯の基準について
動揺が激しく痛みが伴なう場合、食事がとれない場合、口臭がひどい場合は患者様と相談のうえ抜歯をします。
患者様の意向で「残したい」場合は歯は抜きません。
歯周病が進行すると歯槽骨(歯を支えている骨)が溶けてしまい歯がぐらぐらになって自然に歯が
抜けてしまいます。
原因は歯垢や歯石の中にある細菌が骨を溶かします。
治療はその歯垢や歯石の除去、清掃を行います。口腔内を奇麗にします。
その後動揺のある歯の負担を少なくするため歯を削ります。
抗生剤や痛み止めを飲んでもらい様子を見ます。
痛みが無ければ隣の歯に接着剤やかぶせ物で固定する場合もあります。
動揺している歯の隣の歯の骨を守る為できるだけ「歯を残す」のが第一選択です。
歯の動揺が気になる場合はできるだけ早めに歯科医に相談しましょう。
早い段階で治療すれば歯を抜かない方法が増えます。